沖縄本島北部で起きた漏水事故による断水。3日目の26日になりようやく全域で解消しましたが、南城市では一部で水が出にくい状態が今も続いています。
24日に発生した断水の影響は最大で7つの市と町、およそ19万2000世帯に上りました。
送水ルートの切り替えなどにより多くの市町村では25日のうちに解消されましたが、南城市と浦添市のおよそ4万世帯以上では影響が長引き、昨夜も市民が応急給水を受けました。
▼応急給水を受けた南城市民「風呂も入ってないし、かゆくて。みんな回復しているけどこっちだけは遠いのかね」
「何十年と経験したことがないのでちょっと不安ではあります」
断水3日目となった26日、南城市では朝のうちに市内全域への給水を再開。浦添市でも午後2時に断水が解消し、ようやく給水が正常化しました。
ま

た県は26日午後、対策本部会議を開き、午後2時までに南城市を除く全ての地域で断水が解消されたことを報告しました。

南城市では一部高台にある地域や高層住宅などで水が出にくい状況が続いているということです。
また、25日は断水の影響で合わせて12の公立学校や幼稚園が臨時休校・休園となったことが報告されました。
給食が停止されるなどしたため、午前中のみの授業となるなど日程が変更となった公立学校や幼稚園は107に上ります。
このほか、消防や病院などでは断水による大きな被害は報告されていないものの、工業用水を使用する事業者では一部影響が出ている所もあるため、引き続き情報収集にあたるとしています。














