水の深い場所を好む習性 ドローンで狙い駆除

ジャンボタニシの対策を進めているのが国の研究機関・農研機構です。
まず、ドローンを飛ばして100メートルの高さから田んぼ全体の画像を撮影。

その画像をシステムに送ると、田んぼの「高低差マップ」ができあがります。

この画像では左側のオレンジの部分が高く右側の水色の部分が低くなっています。

ジャンボタニシは水の深い場所を好む習性があるため、そこを狙って対策を打つといいます。

農研機構 九州沖縄農業研究センター 官森林 上級研究員
「薬剤は被害リスクが高い右のこの辺にまくことになります」

農薬をまくドローンにマップを読み込ませて飛ばすと・・・

RKB 浅上旺太郎 記者
「こちらの田んぼ見ても分かりませんが、画面右側が少しだけ低くなっています、ドローンはその部分狙って農薬をまくということです」

農研機構 九州沖縄農業研究センター 高橋仁康 グループ長
「全面まいた場合とドローンで食べられるところだけまいた場合と効果は同じなんですねその代わり農薬は半分で済む、そういう技術です」














