クマの目撃情報が相次いだことを受けて、広島県安芸高田市にあるキャンプ場が、予定を半月ほど早めて今シーズンの営業を終えました。
安芸高田市八千代町にある「土師ダムファミリーキャンプ場」です。16日午前1時ごろ、車で帰宅していた地元の人から「近くの県道を横断するクマ1頭を目撃した」と警察に通報がありました。翌日にも同じ地域でクマが目撃されています。
通常、土師ダムファミリーキャンプ場は3月下旬から11月末まで営業しています。しかし、クマの目撃情報を受け17日に今シーズンの営業を終了すると発表しました。
キャンプ場は2年前もクマの目撃情報を受けて早期に営業を終了しています。またキャンプ場からおよそ2.5キロ離れた場所でも、21日午前に体長1メートルほどのクマ一頭が道路を横断しているという通報が警察にありました。
キャンプ場を運営する業者によりますと、キャンプ場周辺で1週間に3回もクマの目撃情報があったのは初めてだといいいます。
今後も出没が続くおそれがあることから、「利用者の安全を優先して決定した」ということです。














