インフルエンザの感染拡大が続く中、富山県内では25日新たに小学校など37校から、学級・学年閉鎖が報告されました。

このうち黒部市の小学校1校では、27日まで休校措置をとるということです。
県内では25日新たに上市町の上市中学校3年生の学年閉鎖や富山市の新庄小学校の2年生1クラスなどの学級閉鎖合わせて37件が報告されました。

このうち、黒部市の若栗小学校では、インフルエンザの患者数が全校生徒のおよそ3分の1にあたる31人にのぼり、あさってまで休校するということです。
25日現在、県内で学級閉鎖や学年閉鎖となっているのは小学校23校、中学校6校、高校7校です。

県内では、48の定点医療機関で11月10日から16日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数が1660人となっていて、1医療機関あたりでは「警報レベル」の30人を超える、34.58人となっています。県はワクチン接種のほか、うがいや手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。















