柔道・蒲生和麻選手が雪辱
16日に東京武道館で行われた柔道73キロ級。郡山市出身の蒲生和麻選手は、今回のデフリンピックに特別な思いで臨んでいました。生まれつき両耳が不自由な蒲生選手は、母親の薦めで、小学4年の時に柔道人生をスタート。デフリンピックのメダルは悲願でしたが、前回の大会はけがもあり、5位という悔しい結果に終わっていました。

蒲生和麻選手(今年10月)「今回は自国開催ということで、福島の皆さんとか色んな方々に応援していただけるということで、必ずメダルをとって皆さんに良い報告ができるかと思うので、応援よろしくお願いします」
「応援してくれる全ての人のために…」その思いで臨んだ準決勝でしたが、韓国の選手に一本負け。悔しさがこみあげます。しかし、その後の3位決定戦で雪辱を果たし、見事、銅メダルを獲得!
蒲生選手「大会前日まではとても緊張していました。前回のデフリンピックでは5位だったので、今回こそはメダルを持って帰ると強く決意していたので、大会を乗り越えることが出来てほっとしました」

蒲生選手は、18日の団体でも銅メダルを獲得、活躍が光りました。














