歩くことができない少女が自転車に

今回初めてイベントに参加した後藤さん親子です。子供をおもいっきり遊ばせてあげたいという強い思いがありました。

娘の詩音さん。福岡県久留米市にある田主丸特別支援学校高等部の1年生です。歩く事はできず、意思の疎通も十分には出来ません。

後藤理恵さん「きょうは大好きなガーリックシュリンプとちらし寿司です。(エビが好きなんですか?)エビが大好きです。」
食べることと、お風呂、そして体を動かすことが大好きという詩音さん。
しかし、体の成長に伴い、母親がサポートしてあげられないことも出てきました。

後藤理恵さん「ここまで大きくなったら公園に行ってもですね、乗れる遊具はせいぜい6年生ぐらいまでの設定なので、なかなかもう乗れないですね。乗れたとしても私1人じゃ乗せてあげられなくて」
アソビーノでは、座ったままの詩音さんに足をつかった遊びを体験させたいと考えています。
後藤理恵さん「二足で立って不安定なやつとか、本人にとって怖いものがあるんですよね」
Q.アソビーノで初めての遊びがあったらさせますか?
後藤理恵さん「そうですね、チャレンジしてみたいですよね」

そして、当日詩音さんが挑戦したのは・・・自転車!
後藤理恵さん「表情はこわばっていましたけど、よく漕げてたので大満足です」

「(自転車に乗ったことは)あるんですよ、デイサービスで。だけどこんなに漕がなかったから、きょうびっくりしています」

Q.この雰囲気、楽しいんですかね?
後藤理恵さん「そうでしょうね。雰囲気に押されたんじゃないかと思います。よかったです」














