来月の師走を前に、高校生たちが丹精込めて育てたシクラメンの販売会がありました。

鹿児島県いちき串木野市の市来農芸高校です。販売に先立ち、今月11日、校内にある園芸ハウスで、生徒たちが出荷前の花の手入れに汗を流しました。

ハウスでは赤、白、ピンク、紫の4種類の花が咲き始め、華やかな雰囲気が漂っていました。

手入れをしているのは環境園芸科2年生の11人。鉢植えの手入れは、咲き終えた花や古い葉を丁寧に取り除きます。

そして、販売会当日。多くの人たちがシクラメンを買いに訪れ、行列ができる盛況ぶりでした。

ハウス内では花の品定めをしたり、生徒たちからアドバイスを受けたりして、花を買い求めていました。

今年のシクラメンの販売は1000鉢用意されました。高校生たちが育てた花は品質が良く、市価より安いとあって喜ばれているということです。

撮影は、いちき串木野市のふるさと特派員・小島忠義さんでした。