教員の負担減から公式大会が減る中、中学校の野球部に試合の機会を増やそうと、広島市で新たに野球大会が開催されました。
「中国新聞杯広島市中学校軟式野球大会」は市と中国新聞社が共催したものです。22日から始まった大会には、市内の中学校の野球部から46チームおよそ900人が参加しました。

市の中学野球大会は教員の負担減などを理由に昨年度から年2回に減っています。新しい大会の開催にはカープも協力し、球団が養成する学生審判を派遣。教員の負担減と大会運営を両立させるよう取り組まれました。
中国新聞社 ソリューション推進室 小宮潤 室次長
「教員の負担軽減のために子どもたちの野球の場が減っていることから大会を開催した。大会を通して野球の楽しさを感じてもらいたい」

大会は12月7日まで行われ、予選を勝ち抜いた16チームによる決勝トーナメントが行われます。中国新聞社は、部活動を地域に委ねる「地域展開」を見据えながら来年度以降も開催したいとしています。















