来年春に予定されている金沢市長選挙に自民党の田中敬人県議が出馬する意向を固めたことが分かりました。

田中氏は白山市出身の55歳。2015年に県議会議員に初当選し、現在3期目です。

田中氏は県議会12月定例会の閉会後に自民党に離党届を提出し、金沢市長選挙への出馬を正式に表明するということです。

田中氏は12月2日、自民党金沢支部の役員会で出席者に「出馬に向けて調整を進め近く推薦願を出したい」と出馬への意欲を示していました。

これに対し、自民党金沢支部は役員会で現職の村山卓氏への推薦を決定しています。

金沢市長選をめぐってはこのほか共産党系の市民団体で活動する中内晃子氏、金沢市出身で旧統一教会=世界平和統一家庭連合の元会長・徳野英治氏が立候補を表明しています。