11月25日(火)連休明けの近畿地方は、傘の出番。午後は雷雨のおそれがあり、季節外れの黄砂も飛来する見込みです。

 日本の南岸と日本海をそれぞれ低気圧が進む見込みです。このため、近畿地方は広い範囲で雨が降ったりやんだりの天気になるでしょう。また、上空にはこの時期にしては強い寒気が流れ込んでくる影響で、大気の状態が非常に不安定になりそうです。夕方から夜の時間を中心に雷雨や突風、ひょうなどに注意が必要です。

 さらに、夜は西から黄砂が飛んできて、26日(水)にかけて影響を受けるおそれがあります。黄砂は春に飛んでくることが多く、関西で秋に黄砂が観測されれば、2019年以来6年ぶりのことです。屋外物の汚れや、健康への影響に、注意をしてください。

 朝の最低気温は7~12℃くらいの所が多く、前日より高いでしょう。一方、日中の最高気温は前日より少し低くなって、15~18℃くらいの見込みです。3連休中は小春日和となりましたが、空気は昼間もややヒンヤリ感じられるでしょう。午後は次第に西寄りの風が強まり、冷たく感じられそうです。

 26日(水)は北部でしぐれるほか、今週は日本付近を度々低気圧が通過し、すっきりしない天気の日が多くなりそうです。週の後半にも黄砂飛来の可能性があるため、情報に気を付けながらお過ごしください。