11月23日の朝、山梨県北杜市の瑞牆山を登山していた男性が転倒し、頭部から出血して身動きがとれなくなりました。男性はその後、救助されましたが「登山道が凍っていて転んでしまった」という趣旨の説明をしているということです。
県警によりますと11月23日の午前8時過ぎ、北杜市須玉町の瑞牆山で身動きが取れなくなっている男性を、近くを通りかかった別の登山者が見つけ救助要請しました。
通報を受けた県警ヘリ「はやて」が男性を発見し、頭部から出血がみられたため長野県内の病院に搬送しましたが、意識はあり軽傷見込みだということです。
救助されたのは東京都内の51歳会社員の男性で、男性はおととい(11月21日)から単独で甲武信ヶ岳や金峰山に登っていて、きのう(11月22日)は金峰山の山中にある山小屋に宿泊していました。
そして、きょう午前5時半ごろに山小屋を出発して瑞牆山の山頂を目指していたところ、転倒し身動きが取れなくなったということです。
男性は「登山道が凍っていて転んでしまった」という趣旨の説明をしているということで、警察は装備をしっかり整え余裕を持った登山計画をすることなど、注意を呼び掛けています。














