パリを拠点に活動する画家、桑名正子さんの作品展が出身地の愛媛県西条市で開かれています。

桑名さんの作品展「謎のオブジェ展」には、アクリル画や銅版画などおよそ20点が展示されています。

西条市出身の桑名さんは、パリを拠点におよそ半世紀にわたり、創作活動を続けています。

展覧会のタイトルにもなっている、自身の骨折で使用したギプスをアートに仕上げた「謎のオブジェ」は、仮面やハイヒールなどをあしらい、入院の苦い経験からの再生を表現しました。

このほか、染めた和紙を貼り付けた作品「パリから想うふるさと」なども展示されている「謎のオブジェ展」は、25日まで開かれています。