アイドルグループ「KEY TO LIT」(読み:きてれつ)の岩﨑大昇さんが、ベルギー・フランス合作映画を原作に英国でミュージカル化された「ロマンティックス・アノニマス」の日本版初演で主演を務めることが分かりました。

物語は、経営難を迎えたチョコレート工場を舞台に繰り広げられる、シャイな工場長・ジャン=ルネと内気な天才チョコレート職人・アンジェリークのロマンティックコメディとのこと。

ミュージカル「ロマンティックス・アノニマス」ポスター(岩﨑大昇さん(KEY TO LIT)&吉柳咲良さん)



物語の主人公ジャン=ルネ役を務める岩﨑さんは、「新作のミュージカルに挑戦してみたいと思っていたので、大変光栄であり、身の引き締まる思いです」そして「音楽もとても美しく、流れるようで心に溶けこむような楽曲ばかりです」「海外の演出家の方とご一緒させていただくのは初めてなのでドキドキしますが、どんな自分が引き出されるのか楽しみです」と、大きな期待を抱いていることを明かしています。

またアンジェリーク役には、2017年にミュージカル「ピーター・パン」で10代目ピーター・パン役を務めて女優デビューを果たし、近年では舞台「チ -地球の運動について。-」やTBS日曜劇場「御上先生」Netflixシリーズ「今際の国のアリス:シーズン3」などで活躍を広げる吉柳咲良さんが決定。「不完全なままの自分を受け入れ、誰かとつながっていく勇気に、深く共感しました」と、舞台への思いを明かしています。

演出 スコット・シュワルツ氏



演出のスコット・シュワルツ氏は主にブロードウェイとオフ・ブロードウェイを基盤として数多くのミュージカルを手がける、国際的にも高名なアーティスト。「ノートルダムの鐘」米国初演の演出を務め、日本での劇団四季版の演出も務めるなど、日本と縁の深いことでも知られています。シュワルツ氏は「フランスのリヨンを舞台にした、甘くチョコレートの香る物語を日本の皆様にお届けできる機会を得られたことがとても嬉しいです」と語っています。

ミュージカル「ロマンティックス・アノニマス」は、2026年3月1日より東京にて日本版初演を迎え、同年4月に大阪でも上演されます。

【担当:芸能情報ステーション】