伊豆大島を訪問中の秋篠宮妃・紀子さまと長男・悠仁さまは、2013年の台風26号による犠牲者を慰霊されました。

きょう(22日)昼すぎ、紀子さまと悠仁さまは、2013年の台風26号による犠牲者の慰霊のため「大島町メモリアル公園」へ足を運ばれました。

この台風では、島内で土石流が発生し、36人が死亡、3人が行方不明となっています。

「大島町メモリアル公園」は土砂災害の被害が大きかった元町神達地区に整備されていて、お2人は、被災者の住民たちから、現地を見ながら当時の状況について説明を受けられました。

その後、慰霊碑の前まで揃って進み、花をたむけ拝礼されました。悠仁さまが公務で自然災害の被災地を訪問し供花されるのは、初めてです。

お2人は、語り部らから、当時、島の住民が連携して救助活動にあたったことなどについて話を聞かれ、悠仁さまは「島民の繋がりを感じました」と話されたということです。

元町神達地区には当時天皇皇后両陛下だった上皇ご夫妻が災害発生の翌年の2014年に訪問し、犠牲者の追悼をされています。