従業員の労働環境などを開示し、優れた経営に取り組む企業の表彰式が、広島市で開かれました。

エディオン広島本店でこのほど開かれたのは、「人的資本経営ひろしまアワード2025」です。

「人的資本経営」とは、従業員を「資本」と捉え、育成や環境整備に投資して、企業価値を高めることです。今回は、優れた取り組みを進める広島県内3つの企業が表彰されました。

具体的には、労働環境や事業内容について、県が提供する「開示ツール」を活用。就職を希望する学生や取引先などに分かりやすく公開したことが評価されました。

県人的資本経営研究会運営委員会 伊藤邦雄委員長
「自分の会社の内実を改善する気になる。県に所在する企業の活性化につながる」

県は今後も、こうした支援を続けていく方針です。