愛媛県内でインフルエンザの感染拡大が続いています。定点医療機関から報告された患者の数が、6週連続で増加しました。

愛媛県によりますと、今月16日までの1週間に県内36の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1か所あたり27.33人で、前の週から7人余り増えました。

増加は6週連続で、過去10シーズンで最も多い状況です。保健所別では、宇和島管内を除く全てで増加しました。

特に警報レベルの西条管内が62.17人とさらに急増したほか、中予も12.5人から27.5人へと、2.2倍に増えました。

愛媛県は手洗いや換気など感染対策の徹底と、予防接種を受けるよう呼び掛けています。