ことし8月、広島県福山市の公園で発生したパネルへの落書きで、福山市の男子高校生側が市に対して、5万5000円の被害弁償をしていたことが分かりました。

男子高校生はことし8月、福山市の緑町公園で展示パネル1枚にインクペンのようなもので、落書きした疑いで、9月に器物損壊の疑いで逮捕されました。

市によりますと、付添人を務める弁護士側から市に連絡があり、市職員が10月、弁護士側と面会し、実際に落書きのあった展示パネル6枚分の修理費に当たる5万5000円の請求書を交付。

その後、11月5日に男子高校生側から支払いを受けたということです。

福山市は「市の大切な財産なので、二度とこのようなことが起こらないでほしい」としています。