熊本地震で被災した熊本競輪場が、2026年1月にグランドオープンすることになりました。
熊本市 大西一史市長「全ての再建工事が完了して、来年1月27日にグランドオープンすることが決定した」
今日(21日)の定例会見で大西市長が明らかにしたものです。

熊本競輪場は、2016年の熊本地震でメインスタンドやバンクと呼ばれる走路などに被害が出ました。
これまでに約53億円をかけて再建工事が進められ、地震から8年後の2024年7月にレースは再開しましたが、駐車場の工事などが残っていました。
今回の工事で、これまで点在していた駐車場を集約することで300台の収容が可能となり、災害時には車中泊の避難場所として開放します。

また駐車場の隣にあるサービスセンターの内装工事も進め、地域住民などが利用できるキッズスペースやプールを整備し、2階の1室は防災備蓄倉庫としても活用するということです。
これらの工事が完了すれば、熊本競輪場の一連の工事が全て終わり、グランドオープンの前には関係者や地域住民に向けて内覧会を予定しているということです。














