警察官に提出する書類にうその名前を書き、警察官の業務を妨害したとして、20代の男が逮捕されました。
有印私文書偽造・同行使と偽計業務妨害の疑いで熊本県警に逮捕されたのは、住所不定・無職の渡邉優心容疑者(21)です。
逮捕の発端は、別の窃盗事件でした。
職質で「別人の名前」
警察によりますと、窃盗事件の被害品であるスマートフォンの位置情報を辿ったところ、渡邉容疑者がスマホを持っていることが分かりました。
警察は渡邉容疑者に職務質問をして、証拠品としてスマホの「任意提出書(住所・名前・年齢など)」の記入を求めたということです。
この際、渡邉容疑者は身分証明書を持っていませんでした。
その後、警察官が署に戻って書類の精査をしたところ、渡邉容疑者を知っていた別の警察官が、うその名前を書いていることに気付いたということです。
渡邉容疑者は、警察の調べに対し「うその名前を書いたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は渡邉容疑者の動機のほか、この窃盗事件との関連性についても調べています。














