今年5月、福岡県行橋市で男性を殴って死亡させたとされる男の裁判員裁判で、福岡地裁小倉支部は、男に対し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと飲食店従業員の松田航被告は、今年5月、行橋市で、顔見知りの男性を殴るなどして死亡させました。

20日の判決で福岡地裁小倉支部の三芳純平裁判長は、「人命が失われた被害結果は取り返しがつかない」と指摘。

一方で、男性から暴力をあおる挑発的な言動があったことを考慮し、松田被告に懲役3年 執行猶予5年の判決を言い渡しました。