
21日で打ち上げとなるカープの日南キャンプ。残すところあと2日となった20日のグラウンドには朝から眩しい日差しが降り注ぎ10時前には15度を超えたました。野手陣は午前中からバッティング練習でフルスイング!午後からの紅白戦に備えます。3年ぶりに秋キャンプに参加している坂倉将吾は外野でノックを受けました。
最終クールで唯一3日連続でブルペンに入ったのが今年支配下選手となった3年目の辻󠄀大雅。クイックのときに球威が落ちる課題を克服しようときょうは全球クイックで腕を振ります。そして50球を超えたあたりで終わろうとしましたが…突如、菊地原コーチがかけよります。

辻大雅 投手
「「80球いったら1000球だよ」と言われたので、それなら行ってやろうと思ってまだ投げました」
その言葉を受け再び投げ始めた辻󠄀。来シーズン、先発へ転向する21歳は最終的にこの秋1004球を投げ込みました。
辻大雅 投手
「試合でもこれで終わりかなっていうときに、もう1イニング行ってくれと言われたときの気持ちなのかなっていうのは感じながら投げていた」「投げて覚えるというのは凄く良いことだなと去年から思いましたし自分の課題が見つかってソコを潰すために球数投げられたというのは凄く良かった」

そして午後からおこなわれたキャンプ最後の紅白戦で輝いていたのが、このキャンプ注目のキャッチャー。再挑戦している二俣翔一が盗塁を阻止をすると、さらにピッチャーの投げたワンバウンドボールもしっかり止めるなど首脳陣からの評価も高まっています。一方、坂倉将吾も黙っていません。すかさず盗塁阻止。

そしてバットでアピールが続くのはルーキー渡邉悠斗。ルーキーイヤーの1軍出場はわずか2試合でしたが、最後の実戦でタイムリーを含む2本のヒットを放ち持ち味の打撃印象づけました。














