台風などの災害による停電に備えようと、切れた電線を復旧させる技術を確認する研修会が宮崎市で開かれました。

(玉岡克希記者)
「あちらの訓練では地上10メートルの高所で迅速かつ正確な作業が求められています」

作業員の技術力向上を図ろうと九州電力送配電が毎年、実施しているこの研修会。
20日はおよそ60人が参加し、安全を確保しながら切れた電線をつなぐなど、復旧させるまでの手順を確認しました。

(九州電力送配電宮崎支社 西原 隆 配電部長)
「宮崎であれば、南海トラフの脅威もございますので、そういった事象が発生した際に、速やかに復旧し、停電を解消させて、お客様に電気をお届けし続ける体制を組んでいきたい」

九州電力送配電ではこうした研修を通して、災害時の停電に備えたいとしています。