自衛隊や海上保安庁が訓練などで利用できるよう整備する「特定利用港湾」について、宮崎県は、20日、国に対して日向市の細島港の指定を受け入れると回答しました。
政府は、防衛力強化の一環で、自衛隊や海上保安庁が平素から必要な空港や港湾を円滑に利用できるよう「特定利用空港・港湾」を指定しています。
国は、今年5月、日向市の細島港を「特定利用港湾」の候補地としていることを県へ説明。
これに対し、県は、20日、指定を受け入れると国に回答したということです。
県によりますと、港湾を利用するのは訓練や災害時などで、有事の利用を対象とするものではないということです。
また、今後は、岸壁などの整備が進められ、物流の効率化や迅速な災害対応が期待されるとしています。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「前向きに受け止めているところ。不安を覚えられる方もおられるかと思いますが、しっかりとこの趣旨を説明するとともに、国に対しても、しっかりとしたそういうコミュニケーションを図りながら運用面でも進めていく」
県は、国に回答するにあたって、必要に応じて地域住民などへ丁寧な説明を行うことや、万が一、事故が発生した場合は、速やかな情報提供を行うことなどを要請しました。
「特定利用空港・港湾」には、今年8月29日時点で、宮崎空港を含む14の空港と26の港湾が指定されていて、細島港は、来年3月末ごろに指定される予定です。
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