大分県の別府ロープウェイで13日、緊急停止したゴンドラから乗客を救出する防災訓練が行われました。

別府ロープウェイでは年末年始を前に毎年この時期、防災訓練を行っています。13日の訓練は、地震で社員食堂から出火したことを想定。職員が駅にいる人たちの避難誘導をした後、消防隊員が放水し消火活動にあたりました。この後、地震の影響で地上35メートルでゴンドラが緊急停止した想定で訓練を実施。乗客をロープなどを使って救助し救急車に運びました。

(別府ロープウェイ・宗藤洋社長)「こういった訓練を繰り返すことで連携を深めていってお客様に安心してロープウェイを利用していただけるように今後も取り組んでいきたい」

別府ロープウェイではこれまで災害でゴンドラが緊急停止したトラブルはなく、年末年始へ向けて今後も安全確保に努めていきたいとしています。