地元でつくられた旬のりんごを味わってもらおうと、山形市の小学校で生産者から児童に真っ赤なりんごがプレゼントされました。

山形市立明治小学校では、児童に地域で栽培されるフルーツのおいしさを知ってもらい、地域の良さを再認識してもらおうと、10年以上前から地域の農家が児童に地元産の果物をプレゼントしています。

今年は、明治地区で育てられたりんご「ふじ」が児童の代表に手渡されました。

今年の夏は、雨が少なく、高温が続き生育が心配されましたが、例年よりも甘みの詰まったおいしいりんごに仕上がったということです。

児童「すごく赤くておいしそうだった。早く食べてみたいと思った。皮ごと洗って丸かじりしたい」

児童「私が一番好きな果物はりんごなので貰うことができてうれしい。今年暑かったから雨があまり降らなかったけど、明治小に(りんごを)届けてくれたことがうれしい」

JAやまがた中央営農センター 中央果樹組合明治支部 りんご部会 東海林秀樹 副会長「今年は雨が少なかった分、甘みが増したということで、蜜の入りもよく、おいしいりんごに仕上がっています。明治地区でとれたりんごなので、風邪をひかないようにおいしく食べてもらいたい」

寄贈されたりんごは20キロで全校児童42人が給食の時間などに味わうということです。