“人口減少”の島で… 星空に希望を
島の課題は人口減少。20年前には3400人以上いた島民も、今では2100人ほどに。生業のひとつ、昆布漁にも影響が出ています。

漁師 小澤保さん
「(人が)少なくなった。昆布を採っても干すのに手間がかかる。人手も要るから。人が少ないし、アルバイトを雇うにも雇えない。来る人がいないから、干す人がいないし」
突破口としたい星空鑑賞区ですが、それを進めるのにも課題があります。
天気が不安定な礼文島では、綺麗な星空を、必ず見られるとは限りません。
また、観光客を受け入れるための宿泊施設の整備や、騒音など、対策しなければならないことは、山積みです。

それでも星空鑑賞区の完成を目指す輪は、少しずつ広がっています。
人口減少の煽りを受ける島の中学校でも、期待の声が上がります。

礼文町立 香深中学校 眞宮英博教頭
「(星空観賞区が)当たり前の活動になると良いですよね。柏倉さんだけではなくて、違う大人も一緒に夜、子どもたちと一緒に星を撮るとか」
――夜空を観る授業があったらどうか

礼文町立 香深中学校 福士暖人さん
「行きたいです。なんか皆で星空を観て、新しい礼文の自然のことについてとか。観たいです」
星空鑑賞区の挑戦は、まだ始まったばかりです。

自然写真家 柏倉陽介さん
「人がいないから、人が遠ざかっていくのが今の状況。人が少なくて何もないから、だからこそ自然が豊かで星が近い。そういう所に憧れて人が移り住んでくる。そういう逆のサイクルっていうのも、僕はこれからどんどん増えていってほしいと思う」

















