無理なく続けるためには「妥協点を共有し、合格点を高く設定しすぎない」

小川キャスター:
家事の負担で削られているのが、睡眠時間です。
適正な睡眠時間は6~8時間とされていますが、それよりも少ない「6時間未満」と答えた人が、男性は29.9%、女性は25.8%いました。

睡眠不足はうつなどのリスクも増すため、できるだけ避けたいところです。家事・育児だけでなく、介護も含めて無理なく続けていくために何が必要なのでしょうか。

子育て政策の提言を行う天野妙さんによると「夫婦で妥協点を共有し、合格点を高く設定しすぎない。家事30点、育児30点、仕事30点で、トータル90点ならそれで十分で、全部完璧にこなすのではなく、しっかり睡眠を取ることの方が大事」だということです。

斎藤幸平さん:
私は1年間ドイツにいたのですが、幼稚園に持っていくお弁当をお父さんが作ることが多いんですね。中身がにんじんとりんごだけだったりするんです。それを見た娘に「羨ましい」と言われました。そのくらい手を抜いてもいいのではないかと思いました。

小川キャスター:
見えない呪縛はあるかもしれないですね。完璧を目指さず、肩の力を抜いていきましょう。

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<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学准教授 専門は経済・社会思想
著書『人新世の「資本論」』