農林水産省が発表した最新の業者間でのコメの取引価格は、2か月連続で最高値を更新しました。
業者間でのコメ取引の代表的な指標である「相対取引価格」について、10月分は全銘柄平均で玄米60キロあたり、3万7058円となりました。9月に比べて163円上がり、2か月連続で最高値を更新です。
ことしは、JAが生産者に前払いする「概算金」を高い水準で設定したことなどから、取引価格の高止まりが続いています。
一方、農水省は10月末時点での「ことしのコメの予想収穫量」について、去年より66万2000トン増え、718万1000トンになる見込みだと発表しました。
多くの地域で天候に恵まれたことなどが要因で、9月末の予想収穫量からおよそ3万トン近く増えています。
コメ不足だった去年と比べて大幅な増産となるため、卸売業者などで作る団体の最新調査では、「向こう3か月」の価格について値下がりに転じるとの見方もあります。
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