アカメが自然に入った可能性は?

いけすのある須崎市の浦ノ内湾は、アカメを釣るスポットとしても知られていますが、アカメが自然にいけすに入った可能性は低いということです。

■幸丸水産 福本英太郎さん
「僕も養殖業をやっているんですけど、今までいけすのなかにアカメが飛び込んだなんて聞いたことがないですし、何十年も昔からいる人も『そんなことあるか』と話しているので、自然に入ったのは絶対にありえないですね」

福本さんが誰かに入れられたとする根拠は他にも…

■幸丸水産 福本英太郎さん
「アカメって釣った後に、うろこがはげるんですよ。船の上で釣って結構置いていたんじゃないですかね。ボロボロになっていましたし、釣って入れたのでは間違いないと思います」

もし、誰かがアカメを入れたのだとしたら、いったいなぜ?

福本さんも7年間、釣りいけすをしてきた中で初めての経験だといい「目的が分からない」と話します。

■幸丸水産 福本英太郎さん
「アカメがいけすに入っていて、釣れたら面白いだろうと思って入れたのか、営業妨害で入れたのか、憶測なのでわからないですけど…」

福本さんはいけすのアカメについてSNSで発信。動画は70万回以上視聴され、多くのコメントが寄せられました。

幸丸水産インスタグラムより

◆動画のコメント(一部抜粋)
・「負けずに頑張ってください」
・「こんなことしてなんのためになるのだろうか…」
・「生き物を使って、こういうことをするのは悪質だと思います」

福本さんからの相談を受け、海上保安庁は器物損壊や威力業務妨害も視野に調べているということです。