盛岡市の酒蔵で岩手県内産の新米で仕込んだ日本酒が完成し、出荷が始まりました。

新酒の出荷が始まったのは盛岡市大慈寺町の酒造メーカー「あさ開」です。
17日は酒蔵の軒先に新酒の完成を知らせる、青々とした杉玉が吊るされました。
出荷されるのは、県産の新米「銀河のしずく」を100%使用した「あさ開純米新酒生原酒」です。

10月21日に仕込みが始まり、火入れも度数調整の加水も行わずに仕上げられ、お酒本来の香りと飲みごたえのある味わいが特徴です。
鍋や海鮮料理などに合うという純米新酒は1800ミリリットルの一升瓶で1800本、720ミリリットルの四合瓶で5000本が限定生産。

販売は県内の直営店や酒販店で19日から、東北や関東を中心とする県外では20日から始まる予定です。