重い心臓の病気を抱える1歳の女の子がアメリカで移植手術を受けるために必要な費用について、支援団体は目標としていた5億3000万円の募金が集まったと発表しました。
東京・豊島区に住む佐藤昭一郎さん(41)と清香さん(38)の次女で1歳の葵ちゃんは、心臓のポンプ機能が低下し、血液を全身に送ることが出来なくなる「重症心不全」を抱えています。
両親らは先月、治療のためにアメリカで心臓の移植を受けるための費用として、渡航費や入院費などあわせて5億3000万円の募金の協力を呼びかけていました。
募金への呼びかけをめぐり、支援団体は12日、目標としていた5億3000万円の募金が集まったと発表しました。
葵ちゃんの両親は「当初は果てしなく遠いゴールに途方に暮れていました。葵の命をつなぐスタートラインに立つことができ、感謝の気持ちしかありません」とコメントを発表しています。
今後は募金活動を終了し、受け入れ先の病院への手続きや医療用のチャーター機の手配など、移植に向けた準備を進めていくということです。
注目の記事
「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】

【Snow Man】ドームツアーが札幌で開幕 2日間で10万人集結 “セトリ”や衣装は?「野宿」「ネットカフェ」で推し活する遠征ファンも

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】









