2021年7月に発生した土石流災害をめぐり、静岡県熱海市の斉藤栄市長が川勝平太知事に再発防止に向けた要望を行いました。
熱海市の斉藤栄市長は12月12日午後、静岡県庁に川勝平太知事を訪ね、土石流災害を教訓とした再発防止に向けた要望を行いました。
要望では、静岡県土採取等規制条例だけでは再発は防げないとして、開発面積が1haを超えないと県の管轄とならない森林法の改正に向けた対応などを求めています。
<熱海市 斉藤栄市長>
「知事からは要望に対して前向きな回答を頂きまして、要望に来た意味があったと思っている」
一方、川勝知事は…。
<静岡県 川勝平太知事>
「我々としては、気持ちはよくわかりますので(話を)お聞きしたということ。(森林法改正について)林野庁に働きかける、と言っていたので『わかりました』と伝えた」
土石流災害をめぐっては、遺族などが熱海市と静岡県にあわせて64億円の損害賠償を求めた訴えを起こしていて、第一回口頭弁論が12月14日始まります。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









