政府のコロナ分科会の会長などを務める尾身茂氏が新型コロナウイルスに感染したと発表されました。

尾身茂氏が理事長を務める公益財団法人結核予防会の発表によりますと、尾身氏はおとといの夕方から軽い倦怠感があり、きょうPCR検査を行ったところ、陽性が判明したということです。

尾身氏は73歳で、5回のコロナワクチンの接種を終えています。現在、症状はのどの違和感のみということです。

尾身氏は今月9日のコロナ対策分科会に出席し、終了後に会見を開いていましたが、内閣官房は、尾身氏も出席者のいずれもがマスクを着用し距離を確保していたことから、「濃厚接触者には該当しない」としています。