阿戸地区から5キロほど離れた安佐動物公園でも、6月にクマが目撃されて以降、レッサーパンダなどがいる西園の閉鎖が現在も続いています。

安佐動物公園・クマ飼育担当 谷口伸広さん
「冬の寒い時期にむけて、脂肪を蓄えなければいけない時期なので、活発に動き回って、いろんなところの餌をあさっている時期。甘い物が好きなので、山の近くにある甘い物…しかも今の時期っていうと、やっぱり柿。ツキノワグマの場合は、食べるものがないから、動いてもしょうがない、だから寝ておこう。というぐらいの冬眠。暖かい地方のツキノワグマは冬眠しないとも言われていますので、はっきりとした時期は言えないが、ある程度の時期まで動いている可能性がある」
冬を越すためのエサを求め生活圏のすぐそばまで迫るクマ。安佐南区役所・農林課は、住民に対して「家庭ごみを外に放置しない」「不要なカキの実は早めに処分する」など、対策を続けるよう呼びかけています。














