園児への暴行の疑いで保育教諭が書類送検された富山市の認定子ども園。保護者説明会で「現場任せだった」と発言した園長に厳しい批判が相次いだことがチューリップテレビが入手した音声で明らかになりました。

記者:
「事件が発覚してから10日。ようやく保護者説明が開かれます」

富山市の認定子ども園・本郷町保育園。今月6日、1歳児から2歳児の園児4人に対し、両足を持ち上げ逆さづりにして体を引きずるなどの暴行を加えた疑いで女性保育教諭2人が書類送検されています。

説明会では冒頭、風間宣夫園長が保護者に謝罪し、今回の問題の原因についてこう説明しました。
本郷町保育園 風間宣夫 園長:
「私は今、複数の園のさまざまな責任を負っております。また保育の関係の団体の会長もおおせつかっているところであります。そんなことからなかなか園にくること時間をとることができないという状態が長く続いていました。いつしか保育のことを現場任せになってしまいその実態を把握することを怠りました。園長としての勤めを全く果たせていなかった自らの責任だと強く痛感しております」