きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日より905円安い5万376円で取引を終えました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による利下げ観測が後退したことから、前日のニューヨーク市場では主要な株価が下落。東京市場でも取引開始直後から売り注文が優勢な展開となり、下げ幅は一時、1000円を超えました。

中でも値下がりが目立ったのはAIや半導体関連の銘柄で、このところのAIブームのけん引役となってきたソフトバンクグループやアドバンテストなどが売られ、相場を押し下げました。

一方、好調な企業決算などを材料に買われる銘柄もあり、5万円台の節目は維持して今週の取引を終えました。