自民党は、党や日本のあるべき姿を示す「新しい国家ビジョン」を策定するための会合を開きました。新ビジョンは、来年3月の党大会で発表する方針です。

自民党の新たな国家ビジョンは、30年後の立党100周年に向けて党の立ち位置やあるべき姿、日本の国家像を打ち出すために策定するもので、きょう、新ビジョン策定本部の役員会が開催されました。

鈴木俊一 幹事長
「今の自民党、国民の皆さんの支持を受けて国民政党として責任ある立場で国政を担っていくわけでありますが、これから先も同じように国民の皆さんにとって必要な政党である、そういうことをしっかりとこのビジョンを策定する中で示して、国民の皆さんのご理解をいただいてまいりたい」

新ビジョンは当初、結党70年を迎えるあす(15日)発表する予定でしたが、総裁選を実施した影響などで議論が進まなかったことから、来年3月に開催する党大会で発表する方針です。

今後、有識者や全国の党員らにヒアリングなどを行い、とりまとめを目指すことにしています。