佐伯市役所で12日未明に起きた火災について、警察は金融機関が設置しているATMの機械室から出火した可能性が高いとみて、調べを進めています。

佐伯市によりますと、12日午前3時過ぎ、宿直員が爆発音のような音に気づき、確認したところ市役所1階にある金融機関のATM付近から火がでているのを発見しました。

宿直員は消防に通報するとともに消火器で初期消火を行い、火は40分後に消し止められ、建物への延焼はありませんでした。

市によりますと出火当時、市役所の出入り口は閉まっていて、ATM前のシャッターも降りていました。また、防犯カメラの映像に不審な人物などは確認されていないということです。

12日の実況見分の結果、ATMの裏にある機械室のバッテリーから火が出た可能性が高いとみて、警察と消防でさらに調べを進めています。