特殊詐欺の被害が後を絶ちません。石川県野々市市では14日朝、コミュニティバスの車内に被害を防止するための啓発ポスターが掲示され、利用者に注意を呼び掛けています。

野々市市役所には14日朝、白山警察署の警察官ら3人が訪れ、今回の啓発用に作成したポスターを市の職員へと手渡しました。

ポスターは市内を走るコミュニティバス「のっティ」とシャトルバス「のんキー」計5台に掲示されます。

白山警察署 生活安全課 田頭由香子課長「ポスターを見た方から『こんなポスター貼ってあったわ』っていうことで、また他の方にも広く知らせていただければなと思っております」

10月末までに、県内で発生した特殊詐欺は去年の同じ時期に比べて88件多い187件、被害額は10億6800万円と去年から8億6400万円増え、過去最高となっています。

中でも、警察官を騙るオレオレ詐欺が最も多く、2024年より7億9500万円増えて8億8200万円と幅広い年代で被害が確認されています。














