在日アメリカ大使館は北海道や東北地方でクマによる人的被害が増えているとして、日本に滞在するアメリカ人に注意を呼びかけました。

在日アメリカ大使館は12日、北海道や秋田県などを対象に「特に人口密集地に近い自治体でクマの目撃情報や襲撃が増加している」として注意を呼びかけました。

日本に滞在するアメリカ人に対し、クマが目撃されている地域を避け、一人で出歩くのを控えるよう促すとともに、クマを目撃した場合には地元当局に連絡するよう求めています。

特に、在札幌アメリカ総領事館について、隣接する円山公園内でクマが出没したことに触れ、領事館を訪問する際には周囲の状況に十分注意するよう呼びかけました。