ミャンマーでは3年間で約5倍に

井上貴博キャスター:
歴史的にみても、隣の国と政治的にうまくやっていくのはなかなか難しいことですが、政治がこえられない壁を民間交流がこえていくということですね。

しかも、日本では韓国語を学ぶ人が増えているそうで、文化も入ってくるので、ものすごくいい傾向だなと感じます。

そんななかで、こんなデータがあります。

【2024年度 海外で日本語を学ぶ人 約400万人】
1位 中国 約102万人
2位 インドネシア 約73万人
3位 韓国 約56万人
4位 オーストラリア 約42万人
5位 タイ 約19万人
6位 ベトナム 約16万人
7位 アメリカ 約13万人
8位 台湾 約12万人
9位 ミャンマー 約10万人
10位 インド 約5万人
※国際交流基金(JF)「2024年度 海外日本語教育機関調査」より

海外で日本語を学んでいるのは約400万人だと言われていますが、ミャンマーではかなり増えているそうです。

京都精華大学のナン ミャ ケー カイン特別任用准教授は「日本は安全で、奨学金制度が充実していて、勉強する環境が整っている。特定技能制度など、働く環境も良い」と話しています。

増減で見ても、2021年度は16位(1万9124人)だったところ、2024年度には9位(10万315人)と、3年間で約5倍になっているということです。