全国の地方銀行が、取引先であるローカルフードなどを扱う地元企業を猛プッシュするイベントを取材しました。

苦境の地銀 ローカルフードで勝負

山形純菜キャスター
「『地方銀行フードセレクション』にやってきました。失礼ながら『地方銀行、こんなにあるんだ』というぐらい、多くの地方銀行が出店しています」

きょう(13日)、東京ビッグサイトで始まった国内最大級の食品専門商談会「地方銀行フードセレクション2025」。

全国津々浦々の地方銀行が、取引先であるローカルフードなどを扱う地元企業を猛プッシュするイベントです。

山形キャスター
「私の地元・岩手の、東北銀行と岩手銀行のブース。懐かしいものがたくさん並んでいます。おいしそう…」

山形キャスターが見つけたのが、岩手短角和牛のコンビーフ。

山形キャスター
「お酒が飲みたくなるようなおいしさです」

株式会社肉のふがね  府金伸治 代表取締役
「ぜひ、岩手のワインでよろしくお願いします」

魅力あふれるローカルフードの数々が並ぶこのイベント。なぜ地方銀行が紹介しているのでしょうか?

京都銀行 尼崎支店 畑中誠司 支店長
「お金のお手伝いだけではなく、こういう出会いの場やきっかけを作る意味では非常に大事。

人口減少などいろいろ課題はあるが、非常に元気なお客さんは積極的に販路を広げようとしている。そのお手伝いをすることで、我々地方銀行にとってもプラスになることが多い」