きょう(13日)からローカルフードなどを扱う、国内最大級の食品専門商談会がスタートしました。注目食品を後押ししているのは、地元に欠かせない「地方銀行」。一体なぜ?

預金・融資・為替だけではない! 地方銀行の新たな取り組み

山形純菜キャスター:
なんと、地元の食品の魅力を伝えているのは地方銀行。「地方銀行フードセレクション」は、今回で20回目の開催だといいます。

私の地元である岩手県の岩手銀行や、星浩さん(TBSスペシャルコメンテーター)の地元である福島県の東邦銀行も出店していました。

「人口減少といった様々な課題があるなかで、地元の企業が盛り上がることは地方銀行としてもすごく助かる」とのことでした。

銀行の三大業務として、預金・融資・為替がありますが、今はそれだけではありません。

一般社団法人 全国地方銀行協会の担当者は「地域が活性化されないと銀行もやっていけない。地方銀行の新しいあり方として、従来の枠組みを超えて挑戦している」と話します。

新たな取り組みとして、銀行が持つ情報網を活かした、▼人材マッチング、▼商社など子会社の立ち上げ、▼旅館事業の再生を行っているということです。