大阪府感染症情報センターによりますと、2025年第45週(11月3日~11月9日)の大阪府内におけるインフルエンザの報告数は、前週から148%増の5745例で、定点あたり報告数は19.74となりました。

 定点あたりの報告数は注意報レベル10を超え、前週の13.33よりさらに増加したということです。

 昨シーズンに注意報レベルを超えたのは第49週(12月2日~12月8日)でしたので、今年は例年より1か月早く流行期がはじまっていると言えます。

 ブロックごとの定点あたり報告数は、以下の通りで、11ブロックすべてで10を超えています。最も高いのは南河内ブロックで32.91です。

豊能 17.74
三島 17.88
北河内 20.71
中河内 15.65
南河内 32.91
堺市 21.48
泉州 19.48
大阪市北部 19.20
大阪市西部 19.93
大阪市南部 18.84
大阪市東部 14.50

 年齢別では、10歳から14歳が23%と最も多くなっています。またインフルエンザA型がよく検出されているということです。