本格的な冬の到来を前に、長崎県雲仙市で大雪により立ち往生した車を移動させる訓練が行われました。

雲仙市の山間部で行われた訓練には長崎河川国道事務所や車両の移動に協力している建設会社などが参加しました。

長崎県内では、おととし1月に諫早市の国道207号で最大200台ほどの車両が雪の影響で立ち往生しました。

立ち往生した車両は緊急車両が通行できるよう災害対策基本法に基づいて道路管理者が移動させることになっていて、この日はゴージャッキを使って車を持ち上げ移動させる訓練を行いました。

長崎河川国道事務所・廣渡学総括保全対策官「雪シーズンはノーマルタイヤで走られる方が非常に多くて、そういう方が車を残されていくという状況が出ています」「冬用タイヤを準備されたりチェーンを履いていただいて冬に備えていただければ」

長崎河川国道事務所は車の立ち往生を防ぐため「大雪の場合は外出を控えることも検討して欲しい」としています。














