米の価格高騰が続くなか、新酒の季節を迎えました。香川県多度津町で、今シーズンの酒造りの成功を祈願する「初しぼりの儀」が行われました。

酒造会社「西野金陵」の多度津工場で行われる、毎年恒例の儀式です。

しぼりたての新酒を神前に供え、来年4月まで続く酒造りの成功と安全を祈りました。

新酒には、三豊市でこの秋とれた酒米「オオセト」が使われています。

深みのある果実のような香りが特徴で、やや辛口ながら米のうまみと酸味が調和しているということです。

(西野金陵 酒井史朗製造課長)
「濃い味のお酒ですから、素材の味の濃いもの、もどりがつお、まながつおのおつくり、はものすきやきなどがいいのかなと思います」

新酒「金陵初しぼり」は、今月(11月)22日から販売が始まります。