解体工事が進められている旧さくら野百貨店仙台店について、跡地の再開発に名乗りを上げていた会社が再開発を断念したことが分かりました。

JR仙台駅西口の旧さくら野百貨店仙台店は2017年2月に自己破産し営業を終了しました。

2020年3月には大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の運営会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが跡地の再開発に名乗りを上げました。

運営会社は当初、解体した跡地にオフィスやホテルが入る複合施設を建設する方針でしたが、建築費の高騰などを理由に再開発の計画を断念したということです。

解体工事は10月から始まっていて、運営会社によりますと2027年6月末に完了する予定ですが、その後の跡地の活用方法は決まっていないということです。