重い心臓病を患い入院している1歳の女の子が、アメリカで心臓移植を受けるため行われていた募金が、目標金額の5億3000万円に達しました。
募金が目標金額に達したのは、アメリカでの心臓移植を待つ東京都の佐藤葵ちゃん1歳です。葵ちゃんは、生まれた直後に先天性の心疾患と診断され、これまでに4度の手術を受けましたが、心臓の機能が弱って全身に血液を送り出せない重症心不全となりました。

今は、補助人工心臓とペースメーカーで命を繋いでいますが、合併症のリスクがあり、心臓移植が唯一の助かる道となっています。11月から、母親の地元である仙台など全国で手術費用の支援を呼びかけていましたが、12日までに目標金額の5億3000万円が集まったということです。

葵ちゃんの父 佐藤昭一郎さん:
「何万人という方から支援をいただいて、驚きと感動と感謝でいっぱいです」

葵ちゃんは早ければ来年1月にも渡米して、ドナーを待ち手術をめざすということです。














