イマ、平成に流行ったキャラクターが若い人たちを中心に再ブームとなっています。一体ナゼ?
「お茶犬」「しずくちゃん」イベント続々
街行くZ世代に、持ち歩いているキャラクターを聞いてみると「ラブブ」や「ミャクミャク」などと共に、多かったのが“昔懐かしいキャラクター”。

「【たまごっち】見るだけでかわいい。テンションめっちゃ上がる」(高1女子)
「おじゃる丸の【電ボ】っていう、蛍のキャラクター。おじいちゃん家でよく見てた」(高3女子)

通称【Y2Kキャラ】と呼ばれる、平成に流行ったキャラクターが再び大人気に!
『ららぽーとTOKYO-BAY』(千葉・船橋市)では、2000年代に「癒される」と一大ブームとなった、【お茶犬】のグッズを集めた特設のコーナーが11月16日までの期間限定で登場。

緑茶や紅茶などお茶をモチーフにデザインしたカワイイわんこたちが「ほっ」とさせてくれます。

時代に合わせて“令和版アップデート”

様々な本や雑貨を取り扱う『ヴィレッジヴァンガード』(ららぽーとTOKYO-BAY)でも、「令和×平成」をテーマに、【リラックマ】や【たれぱんだ】【アフロ犬】などのY2Kキャラを集めたコーナーを設置。

中でも人気なのが、2001年に誕生したしずく型のキュートなキャラクター【しずくちゃん】。もともとは文具メーカーのキャラですが、絵本やアニメ化もされて一世を風靡。そのしずくちゃんが「2025年下半期・Z世代トレンド予想」の2位にランクインするほど人気なのです。

他にも、大人気となっているY2Kキャラといえばー
「【ナカムラくん】とか、再ブーム来ている」(20代女性)
「一式集めちゃっている。【ナルミヤキャラクター】が流行りだして、ガチャとかめちゃくちゃ回している」(30代女性)

1990年から小・中学生の女子に絶大な人気を博した「エンジェルブルー」など、アパレルブランドのキャラクターたち。

販売数の落ち込みなどで、2010年をもって百貨店でのブランド展開を終了していましたが、2025年9月に、キャラクターグッズがメインの常設店『NARUMIYA HAPPY PARK』が東京・ルミネエスト新宿にオープンしました。

一体なぜ、再ブームとなっているのでしょうか?
「当時は金額的に親に頼みづらいブランド」」(20代女性)
「今はちょっと気軽に持てるようになった。ぬいぐるみとかバッグだったりとか、集めたくなる」(20代女性)
当時はTシャツでも1万円を超える“キッズ向け高級ブランド”でしたが、いまはクリアファイルなどの文房具やバッグチャームなど、“日常使いしやすいアイテム”が増えより身近な存在に。

さらに、キャラクターデザインにも“ある工夫”がー
『ナルミヤ・インターナショナル』漆畑祐樹さん:
「変わっていないように見えて、少しずつ時代に合わせて変化を取り入れていく。時代に合わせた色合いやトーン」

例えばうさぎのキャラクター【ベリエちゃん】の色も、かつての「濃いピンク」から「淡いピンク」に。普段の服装やバッグなどに合わせやすくするなど“令和版にアップデート”されています。














