キャッシュレス決済や無人券売機が進化しています。人手不足を補い、業務の効率化にもつながる最新機器の展示会を取材しました。
熊本城ホールで開かれている展示会では、全国28の企業が最新機器などを紹介しています。並ぶのは、キャッシュレス決済の機器や無人券売機です。

導入のメリットについて、企業側は口を揃えます。
「人件費の削減になる」
「アルバイトや社員を雇うことを考えると、かなり ローコスト」
人手不足が原因で倒産する企業も全国で相次ぐ中、熊本では初の展示会です。
無人券売機の裏側
飲食店向けの無人券売機では、ハンバーガーを選ぶと「ポテトや飲み物も一緒にどうですか」と提案されます。

無人券売機を開発 グローリー 小尾亮介さん「有人のレジでも『ついでにこれどうですか』と勧められることがあるが、客の心理としては、買わされている気分になる。無人機はあくまで紹介する立ち位置なので、客自身が欲しい物を頼む感覚」
無人ならではの負担を感じさせない工夫で客単価のアップにつなげます。
さらに、こんな裏側もありました。
小尾さん「小さい穴が開いていて、AIカメラを組み込める」

性別と年代をAIカメラが見た目から判断してデータ化。その後の商品戦略に生かせるといいます。
小尾さん「『30代男性がハンバーガーを買った』というデータに変わる。併せ買いの傾向もデータと取得できる。顔データはすぐ削除するので、属性の判断だけに使う」
別のブースでは、2人が透明のパネルを挟んでマイクでやり取りをしていますが…これは何でしょうか?















